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平成３０年　第9問技術士航空・宇宙

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2024/04/19 08:37

平成３０年　第9問技術士航空・宇宙

へリコプタにおけるロータ回転軸とブレードを結合する部分であるハブに関する次の記述のうち, 最も不適切なものはどれか。

① フラッピングヒンジ, リードラグヒンジ及びフェザリングヒンジを持つたハブを全関節型と称し, 通常, リードラグ運動を減衰させるためのダンパを備えている。

② シーソー型ハブは, 2枚のブレードのロータで, 両方のブレードを一体としてシーソーのように回転軸の中央に設けた1つのフラッピング軸で支える方式である。

③ 最近の中・大型へリコプタでは, フフッピング及びリードラグヒンジそれぞれに球面エラストメリックベアリングを用いる形式が多くなってきている。

④ ヒンジレス型ハブは, ヒンジを持たない型式である。ただし, フェザリングヒンジのみを持つたものもある。

⑤ べアリングレス型ハブは,複合材料の優れたひずみ疲労強度と剛性の異方性を利用しすべてのヒンジの動きを複合材料製ビームの弾性曲げねじり変形で置き換えた形式である。

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